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今週のこの人この店このグルメ 【 2006/07/27 】 

タリーズ 「アサイー&ミックスベリーヨーグルト」:カジュアルカフェの最新事情を探る!

タリーズ 「アサイーバナナヨーグルト」

タリーズ ヘルシーサマー2006:カジュアルカフェの最新事情を探る!

タリーズ ヘルシーサマー2006

タリーズ ホットベーグルサンド:カジュアルカフェの最新事情を探る!

タリーズ ホットベーグルサンド


カジュアルカフェの最新事情を探る!

カフェ・ド・セントロ 店内:カジュアルカフェの最新事情を探る!

カフェ・ド・セントロ 店内

カフェ・ド・セントロ 「コーヒー」:カジュアルカフェの最新事情を探る!

カフェ・ド・セントロ 「コーヒー」


■ ブラジル系カフェ、堂々日本初進出!

駅の改札を出てふと周りを見回すと、カジュアルカフェが点在している、そんな風景が当たり前になってきた昨今。某有名チェーンカフェにいたっては、2006年3月の段階で全国に600を超える店舗数。毎日違う店舗に行っても、回りきるのに約2年を要する数だ。
今まで国内に展開していたカジュアルカフェは、主にシアトル系、ほかにシアトル以外のアメリカ系、カナダ系、イタリア系などでほとんどのシェアを占めていた。
ところが今年5月末、日本に初めてブラジル系カフェが誕生し、現在注目を集めている。それが、「カフェ・ド・セントロ 日比谷帝劇ビル店」(カフェ・ド・セントロ・ジャパン株式会社 近井昭夫代表取締役)だ。

■ 昼と夜とで違う表情を見せる、現地さながらの二面性

カフェ・ド・セントロ本店がブラジルで産声を上げたのは、今から90年前の1916年。母体になっている「ブランコ・ペレス社」は、ブラジル国内の各地に広大な自家農園・契約農園を持ち、厳選された品種を厳しい生産管理のもと手塩にかけて育て、自社工場で焙煎行い、高品質のコーヒーとして世界中に輸出している会社だ。
自社管理できる流通ネットワークの太いパイプラインこそ、大手コーヒーカンパニーを母体に持つ強みであり、90年の歴史を持つ老舗へと発展させた由縁なのだろう。
日本進出となったきっかけは、カフェ・ド・セントロの名前と味をアジアに広めたい!
という知人に手伝ってくれないか? と声をかけられたことに始まる。そして
数年前ライセンスを取得、今回のオープンを実現させることとなった。
現在は、昼間はカフェ、夕方からはバールと2つの顔を持ち、帝国劇場で観劇を楽しむ人達の休息の場、近隣の会社員のお疲れ様の一杯、と幅広いニーズに応えられる雰囲気で人気を集めている。店内はテーブル席26席があるものの、好きな飲み物を片手に、語らいの場になってほしいとの願いを込め、バールを象徴するスタンディングテーブルが設置され、またカウンターも肘をつくのにちょうどいい高さに設えられている細やかさ。本場そのままの雰囲気が味わえる。

■ どれも日本人には新鮮なブラジル系ドリンク&フード

“ブラジル系”というからには、もちろんドリンクもフードもブラジル仕込み。コーヒーに最適な「テーラ・ロッシャ(赤い大地)」で育ったコーヒーは、力強い香りと適度な酸味で、とても印象の強いテイスト。そのままはもちろん、ミルクやシロップを加えても決して負けないコクが特徴だ。いわゆるエスプレッソの「バウリスタ」(¥250)は、ブラジル式にガスウォーターが添えられ、さらには日本でいう緑茶的存在のお茶「マテ茶」(¥250)も用意されている。フードもブラジルの国民食と言われる、ボローニャソーセージをサンドした「レタスモルタデーラサンド」(¥400)や、チーズの香ばしさ、塩けがたまらない「ポンデケージョ」(3個¥200)などは終日楽しめる。
年内に、あと数店オープンさせる予定のカフェ・ド・セントロ。ブラジル系パッションが日本にどう浸透するのだろうか。

■ カジュアルカフェ業界でも、ヘルシー志向が高まる!

最近のカジュアルカフェ業界の傾向として、世の中の健康ブームに乗りヘルシー志向が高まっている、ということも挙げられる。消費者の「おいしいのは当たり前。飲むならついでに体にいいものを」といった気持ちを汲んだ、“体に効く!”もの。
特にタリーズコーヒー(タリーズコーヒージャパン株式会社 北島英樹代表取締)は、早くからそのテーマに着眼してきた。
昨夏からアマゾンフルーツ「アサイー」を使ったドリンクを販売。このフルーツ、ブラジルのサッカー選手やアメリカの陸上選手など、アスリート達にも注目されている話題のフルーツだ。ポリフェノールをはじめ、食物繊維、カルシウム、鉄分などを豊富に含み、特にクセがないのでどんな素材とも相性がいいのが特徴。タリーズではグランドメニューで、「アサイーヨーグルト」(¥390〜)、「アサイーソイミルク」(¥390〜)、「アサイーバナナヨーグルト」(¥420〜)を楽しめる。どれもさっぱりと甘酸っぱい飲み口で、暑い夏場は特に人気を博している。夏バテ防止にもおすすめだ。
そしてフードメニューにも注目株のヘルシー素材、おからこんにゃく「ディーツ」を使った「ホットベーグルサンド」(¥360)がある。おからこんにゃく「ディーツ」とはその名のとおり、おからとこんにゃくからできた、低カロリーで食物繊維入りの食材だ。そのディーツを加えたソーセージは、プリップリで弾力のある新食感。おからこんにゃく入りなんて、味もなくてボリュームも物足りないんじゃないの……? なんて予想を見事に裏切る、満足感のある旨味たっぷりだ。

タリーズでは今後も「ヘルシー」というキーワードにはこだわり、メニューを展開していく予定なのだそう。
どこに入ろうかと迷うほどカジュアルカフェが充実している今、日本にいながらにして世界各国のコーヒーが味わえる喜び、また、気取らず手ごろな価格で健康を気遣うメニューに出会える喜びも、街中にあふれていると言えよう。
日本のカジュアルカフェが今後、どこに向かって行くのか楽しみだが、それはきっと私達消費者にとって嬉しいことであることには間違いなさそうだ。



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