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今週のこの人この店このグルメ 【 2010/07/22 】 

クラヤミ食堂

クラヤミ食堂

クラヤミ食堂


クラヤミ食堂をご存知ですか?

クラヤミ食堂

クラヤミ食堂

クラヤミ食堂

クラヤミ食堂

クラヤミ食堂

クラヤミ食堂

主催&運営
主催:株式会社博報堂
主催:こどもごころ製作所

http://www.kodomogokoro.jp/ kurayami/
*大人が忘れがちなこどもごころこそが、1番のクリエイティブ。そのこころを呼び覚ますためのお手伝いをします

運営:株式会社シェフズバンク

http://www.chefsbank.jp/
*食べてから値段を決める「値決めレストラン」など新しいレストランのあり方を提案しています

■ 「食の新しい可能性?!」&
「見えないから見えてくるものがある!」


皆様。2007年から開催されている、クラヤミ食堂をご存知だろうか。「こどもごころ製作所」の企画のひとつである。この「クラヤミ食堂」(主催:株式会社博報堂 こどもごころ製作所 運営:株式会社シェフズバンク)アイマスクをし、全く見えない状態で想像力を働かせながら食事を楽しむというレストラン。もちろん、隣に座った方を見ることもできず、言葉のみで情報を得ながら会話をしていく。他に入ってくる耳からの情報は、クラヤミ食堂支配人からのメッセージのみ。今回、2010夏休みバージョンに参加。子供のころの夏休みを思いだすようなアナウンスと食事。大人になって、子供時代の夏休みを体験するという試みだった。舞台裏の写真とともに、アシスタントの体験レポートをどうぞ。

アシスタント体験レポート
2010クラヤミ食堂 夏休みバージョン
赤坂のとある路地裏。「クラヤミ食堂」と書かれた看板の前に年代もバラバラな20人以上の人。黒い幕が入り口に張られており、中は全く見えない。徐々に名前を呼ばれて入っていくようだ。遂に私の番が来た。

1)事前アンケート
入る前に、アレルギーのある食べ物、その他暗闇で起こり得る出来事についての注意書きについて承諾のサインを書く。例としては万が一洋服が汚れるなど。書かれている内容を読んで本当に暗闇の中で何も見えないのだと改めて実感する。
2)荷物を全て預け、アイマスク装着
持っているものは全て預けるとのこと。スタッフの方から「アイマスクをつけていただきます」と突然後ろからアイマスクを!窮屈な感じはないが、しっかり密着されるため、まったく見えず。もっと周りを見ておけばよかった!と一気に不安になる。
3)真っ暗闇で席までの誘導
「お席までご案内いたします」とスタッフの方が優しく手をとってくださり、席まで誘導。とはいっても前には数センチずつしか進めず。テーブルとテーブルの間をすり抜けていく気配を感じながら恐る恐る進む。
4)食事が始まるまでの不思議な時間
指定の席に座った瞬間、しきりにテーブルと椅子がどのあたりにあるのか感触を確かめてしまう。周りにも同じように座っている人がいるようだったが、距離感がまったくつか
めず・・・。聞こえるのはキッチンの音と、同じように席まで誘導されているスタッフの声。
はじまるまでしばしお待ちくださいと言われるが、暗闇の中だとものすごく長い時間。
いったいどれくらい待っていたのか。その間に、時折アナウンスが流れる。今回のテーマは「夏休み」。とのこと。毎回テーマが違うようだが、今はテーマとかゆっくり考えている余裕もなく、ただただ早く始まればいいのにと思ってしまう。
5)見知らぬ人と親近感
周りの人たちとあいさつをしましょうとアナウンス。距離感も分からない中で耳を研ぎ澄まし、声を掛け合う。声が聞こえてもイマイチどこの席の人かよくわからないため、みんな手を差し出し、握手。みんな同じ気持ちなんだと、見知らぬ人たちと妙な親近感が生まれる。私の周囲は女性が多いということがわかる。
6)はじめての目隠し乾杯
夏休みのテーマに合わせて音楽が流れ、「これから夏休みがはじまります!」とのアナウンスが。と同時に目の前のグラスで乾杯をするとのこと。隣や前の人と「ここです!ここです!」と言いながらお互い探り合い。乾杯なんて普段簡単なことがこんなにも難しいことなのか。
7)意外と分からない舌の感覚
夏休みのテーマに合わせて次々と料理が運ばれてくる。最初は自分の前に置かれていた料理が、遂に、皆で取り分けてというものが登場。おたまを器の底につけながら、器の感覚を感じながら何とか取り分け、食べているものが何かと話す。意外や意外、結構みんな意見が合わない。人間かなり視覚で物を判断しているのだとつくづく感じた。何品か料理が出てきたが、同時にワイングラスも変わり、いったいいつスタッフが変えているのかもさっぱり分からず。皆で食材を当てていくということが、楽しくなってくる。ぎこちなかった周りの人ともコミュニケーションが徐々に生まれ、心細かった気持ちも吹き飛んでいく。
誰かも分からない人たちと暗闇の中で結束力が生まれるこの感覚。不思議。
8)最後まではずせないアイマスク
あっという間に2時間の食事が終わり、最後に紙とペンで感想を書くとのこと。もちろんここも目隠ししたまま。普段書きなれていることなのに、結構苦戦。絵も描いてみたりする。後でどうなっているかが楽しみ。(最後までみることはできなかった)
今度は順番に声をかけられた人から退場。また待っている時間。でも今度は周りの人たちと食事の感想や普段の生活についてなどいろいろと話すことができた。感想を聞くと人それぞれ感じた感覚もあったということもおもしろかった。
お店を出るまではアイマスクははずせないとのこと。同じテーブルだった人たちと合図を決め外で落ち合うことにした。
9)アトラクションを終えた気分
外に出ると、今日の食事メニューや実際食べたものがディスプレイされていた。合っているものもあれば、全然違ったものも。5感のうち、1つでも遮られるとこんなにも分からないものかのかと思うと同時に、他の感覚がこんなにも研ぎ澄まされるのかとも思えた。本当に夏休みが終わったような感覚で今回のクラヤミ食堂は終了した。
10)人と人とのつながり
クラヤミ食堂を終えた後、気がつけば他のグループも皆、同じテーブルだった人たちと待ち合わせをし、楽しそうに感想を述べ合っていた。私たちもお互いあいさつを交わし、食事中の感想や実際会ったお互いの異なった印象を話したりした。

はじめは「食」に対する感覚がどうなるのかと思っていたが、一番感じたのは暗闇でどうやってコミュニケーションを取るのかということが「クラヤミ食堂」から発見できる新しい感覚なのかもしれないと思った。あくまでも食事は一つのツールなのだと。
次回は、秋ごろの開催予定とのこと。関心のアル方はHPをチェックしてみよう。


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